第5章:インターネットの力の源泉は広告
第五章:広告がインターネットを変えた
インターネット革命の一大要素は間違いなく広告です。
グーグルは検索会社ですがその本質は世界一の広告代理店です。
ネット登場時の収益概念はウェブサイトにバナーを載せリンクを貼り、月額幾らで貸すという概念でしたが
クリック型の広告という概念は2000年初期に登場しました。(1990年代に原型は有った)
表示されるだけではお金が掛からずクリックされないと課金されない。
発表当初からいわゆる入札形式で有り、金額の高い入札者の広告が表示されるという方式で2000年代初期は非常に安価な広告だった事を覚えています。。。。。
そしてグーグルは広告配信と共に、コンテンツ制作者に対し場所を提供し、コンテンツ内の広告がクリックされるとその報酬を分配するアドセンスというビジネスを開始。この方式が現在のインターネット発展の礎になりました。
かなり以前から、貴方が検索した語句や、そのページに関連する広告が出ている事はほとんどの人が気づいている筈です。
一般にはほとんど知られていない事ですが、2010年代に広告配信技術が急速に発達。別個の広告配信会社の広告配信サーバー同士がつながり、その中で価格の競争行われる仕組みになっていきました。
現在広告はウェブを表示する時に瞬時に入札の高い広告を出す仕組みになってきています。
いわゆるアフェリエイトというのは売れると報酬が入る仕組みですが
クリック型広告はクリックされると報酬が発生します。
広告による収益の分配構造
ネットの爆発的な発達は広告技術の発達によってもたらされたと言っても過言ではないでしょう。
ブログのプラットフォーム提供者、ブロガー、ニュースサイト、地域情報、その配信会社、ありとあらゆるコンテンツの中に広告が埋め込まれ、
それと共に収益が向上していきました。そして極めつけはユーチューブです。
今から3年から4年ほど前にユーチューブで食べられる人間が出てきた事を聞いた事があります。
それは新たな収益を得る仕組みとして今後も競争が激化する可能性があるでしょう。
ちょうどテレビが広告によって無料配信されているのと同様な事がインターネットでも起きました。
テレビ局は総務省の許可を得ないとなりませんが、インターネットテレビは誰でも作成出来ます。
しかもその規模は世界的。一般人を巻き込んだ規模が出来上がったのです。
しかもその大きな変化はここ10年での変化なのです。
勘の良い人はわかったと思います。そしてその広告を配信を効率的にする為に個人情報の取得が大きな役割を担っているのです。
そして、それはフェイスブックやあらゆるメディアに影響しており、国家機密の分野にまで影響を及ぼし始めているのです。
情報は特定企業に集中していく
検索はその時々の世界の動向の傾向を読むことが出来ます。
どこで何がどう起きているかを分析する事でお金になる分野を発見する事も可能になる。
そこに投資をし、そこでもお金を生み出す仕組みを構築する。
ユーチューバーも過去に無かった事です。
グーグルは電通や博報堂という大手の広告代理店を遥かにしのぐ世界的な広告代理店にほぼ20年かからずになったのです。
情報を制するものは世界を制す
ここで当初からの話が全て繋がり始めます。
私達は生き残れるか?というテーマです。
今、起きている事は壮大な歴史上の変化です。
急速に変化する
そしてグーグルのサーバーの規模は世界最大級の規模まで膨れ上がり、世の中のあらゆる情報を飲み込み始めました。
それこそプライバシーを含んだ根こそぎの情報がグーグルのサーバーに蓄積され、分析され、利用される時代。。。。
しかもそれはまさに今始まったばかりです。
日本は中国や北朝鮮程ではありませんが許認可権等、政府の権力まだまだ強い国家です。
今回のモリカケも獣医師会の既得権との問題、ゴミの埋まった土地の処分の問題でここ1年という時間を俸に降っています。
その間に着々と中国人はアメリカで学び、本国に技術を持ち帰る。
日本と言えば、円高の時に中国に出て技術を奪われていきました。
そして今は少子高齢化という難題がある。
しかも老人の技術が若者に伝達しない。若者達は減少し、老人の介護に追われ自分の勉強すら出来ない。
そんな日本がどうやって発展するのか?
答えを持っている人は是非教えていただきたいと思う日々です。
次はそれら情報が未来に及ぼす影響について考えてみたいと思います。
日本で何が起きているか説明・私達の未来はどうなるのか
景気が良いのは一部の大企業
産業革命以来の大変化が起きている
コンピューターと個人が結びつき始めた
投稿日:2018-06-22
カテゴリ:NEWS