なぜ源頼朝は鎌倉に幕府を開いたのか|結美大学さん
なびかな
結美大学さん
さて神奈川県の成り立ちは鎌倉幕府を抜きには語れませんね。さて今は色々なYoutubeがありますが、歴史についても沢山の歴史マニアの方々が地域歴史を紹介しています。この結美大学さんは、塾を運営されているのでしょうか。幕府設立の経緯を背景まで丁寧に説明されています。
以前は「いい国作ろう鎌倉幕府」と教えられていましたので、1192年に鎌倉幕府が出来たと覚えた人たちが多かったと思いますが、今は1185年が定説になりつつある説明もされています。過去は筆記が主体の記録だったので現代ほど、記録が残っていない為に事実関係も曖昧になっている事象がほとんどでしょう。なので何が起きたかについてはまだ調査対象で有り、人の好奇心も掻き立てるものです。
私達は歴史を変える事は出来ません。また歴史は私達が現代にたどり着く経緯を教えてくくれます。日本の47都道府県には、それぞれに歴史があります。特に日本の歴史は大陸の歴史とは違い島国としての歴史を持っており、遠くヨーロッパの影響から中国等からの影響を受けつつ独自の発展をしてきました。そういう意味では西から来た文化や文明が東に初めて大きく移動したのが鎌倉時代です。
小名木さんは都が出来た成り立ち、源氏、平家の説明から幕府の説明まで丁寧にされています。
神奈川県は小田原の北条へ権力が移り、その小田原の北条に敵対していたのが埼玉の今の比企郡に居た比企族だったというのも面白い事実ですね。
東京は武蔵の国の一部分でした。湿地が多く河川の氾濫の多かった場所が今の東京です。
現代の鎌倉は風光明媚な場所になっています。神奈川県も多様な背景を持った県です。山が有り、平地が有り、海があります。
そんな背景を知りながら、住んだり、旅行したりするのも楽しいでしょう。
各地には様々な背景が有ります。それこそが日本の本当の魅力です。
世界は今、均質化していっています。勿論、現代人は昔よりも遥かに豊かになっていますが、同時に昔の歴史を葬り去っています。
日本は太平洋があるために西洋文明の終着点でした。その歴史はヨーロッパや中国までの大陸とは違う稀有なものです。その歴史を感じながら自分の生き方を見つけるのも良い事では無いでしょうか。
小名木さんは百姓の名前の由来も説明しています。日本人の姓は元をたどると全ての姓が八百万の神に行き着く。その神々の姓を持つのが百姓だと。百姓は虐げられて生きていたという話もありますが、実は戦国時代を支えたのも百姓です。彼らは百姓をしながら戦闘要員でもありました。日頃から体を使い、屈強な肉体を持った百姓達が実は日本の本質だったと言えるでしょう。それを収める人々で、その地域地域が栄えたり衰えたりしました。
そんな事を学び未来をどう生き延びるかを考えるのも良いかもしれません。
鎌倉時代を思い出される歴史は全国にあるのでは無いでしょう?「いざ!鎌倉」という言葉は今も残っていますし、鎌倉街道も全国にあるのではないでしょうか。
神奈川県も深い歴史が刻まれた場所ですね。
最後までご視聴ありがとうございました。
(尚、これらの紹介は各都道府県の背景の為に情報発信をしております。内容についてはご自身でのご判断していただきますよう。お願いいたします。)
投稿日:2024-08-27
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